昔のはなし
室井佑月さんのブログを読んでたら、「昔好きだった人」で、「会うとむかむかするし、会わないでいるとどうしているかな、と気になる人」とお酒を呑んだという話があって。ああ、この状況すげえよくわかる!と激しく共感。なぜなら私にもそういう人がいたからで(どんな人にも大抵そういう過去はある)。最後に会ったのは確か、就職が決まった後の秋だったから…おそらく21歳の秋ということになる(計算あってる?)。それ以降、彼とは全く連絡をとっていない(連絡先を進んでなくしてしまった)。
彼は、あらゆることにおいて私より立場が上でなければ気がすまない人だった。いや、訂正。「私より」じゃなくて、「誰よりも」だった。自信家で、プライドがあきれるくらい高くて、理屈っぽくて。今考えると何がどうよかったのかわからないけど、10代の私にはとってもまぶしく感じられたし、何もかもがすごいように見えたのだ。そんな私でも、10代の終わりくらいにはそんな彼の矛盾点が見えるようになってきた。そうなると、ただ単に「すごいね!」と褒めることはもはやできなくなり、彼の意見に反論し、矛盾を指摘し、意見を述べるようになった。しかしそんな意見は鼻で笑いとばされるだけだった。だから彼に会うと決まってむかむかした。でも、いつか対等に話せるのではないかという期待があったし、お互い動向は気になるから、しばらくするとどちらともなく連絡を取って、会って、話をした。21歳の秋も(おそらく)そうした経緯で連絡を取り、彼と会ったのだとおもう。やはり彼は、その日も私の意見など聞き入れもしなかった。聞き入れもしないように見えた。しかし、そうではなかった。
「おまえ、なんかしっかりしてきたな。すげーと思う。」と、唐突に言われたとき、彼の中で何かが大きく失われてしまったことに気付き、少し悲しくなった。おそらくそれは年月というものに奪われたのであり、自然なことである。とも考えたが、そういう理屈めいたことではなく。なんというか、彼にはいつまでもアホみたいに自信(少しだけ根拠のある自信)を持ってて欲しかったし、高慢な態度で私をいらいらさせて欲しかったのだね(別に私がマゾだとかそういうことではもちろんなくて)。昔のように。そうすることで、当時の純粋な気持ち(恥ずかしいのでこれは書けない)を思い出して、浸りたかっただけなんだよな、たぶん。対等に話すことなんて、私は期待してなかったのだ。
そういうことに気付いてから、なんとなく彼に会う意味を見いだせなくなってしまった。携帯電話の番号を変えたとき、彼にだけは意図的に連絡をしなかった。結果的に、自分から彼とのつながりを手放してしまったことになるわけだが、後悔はしていない。今、彼と偶然会ったらどうなるか想像してみたが、うまく想像できなかった。
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いろいろ書いてみたけど、私が今右手首を骨折してるというのは動かしがたい事実で。
もう日常生活すべてに支障があって、、実家に帰ってのんびりしたいなあなんて真剣に考える(仕事はやめてもやめなくてもどちらでもよくて。普通にできていた基本的生活が突然奪われると、仕事も含めて大抵のことはどうでもよくなってくる)。母に電話してたら、いつから帰省してないか計算されそうになったので慌てて電話を切りましたが。よく考えたらもう2年くらい帰ってないのな。親不孝だわ。
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